黒の魔王を読んでみて感想を書いてみました。
多少のネタバレもあるのでご注意ください。
あらすじ
強面主人公黒乃真央は突如頭痛が起こり目が覚めると異世界のよくわからない施設にいた。
強制的に冠をつけられると激痛が走り無理やり手足を縛られ更に激痛を伴う実験台にされてしまう。
黒魔法を習得させられ機動実験として人形と戦闘させられていく。
人間としてものと世界に帰ることだけを胸に人形を撃破していくといつもと違うゴーレムが。
そのゴーレムを無事倒したが中から出てきたのは日本人だった。
心が壊れ放心していたところ施設に事故が発生し黒乃の制御冠が外れる。
自由を手に入れ向かってくる人間を次々に殺しかなりの強敵と出会うも脱出に成功する。
半妖精として迫害されていたリリィのもとに身を寄せともに暮らすことになる。
近くの魔物の村で交流を深めていた黒乃だったが自身を実験台にしていた施設の十字軍に攻め込まれ・・・!?
だいたいこんな感じ
見た目は完全に不良のダーク系主人公です。
戦闘方法は習得させられた魔法メインで呪いの剣を武器にしますが使用頻度は少なめ。
使う魔法は黒魔法で厨ニ感の強いかっこよさはありますがどでかい属性魔法を使ったりはしません。、
主人公は魔物側なので基本的な敵は人間でvs十字軍になり戦争形式で戦うこともあります。
雑魚戦は圧倒できますが最強系ではなく仲間のリリィの方がどでかい魔法を使ったり十字軍のサリエルという少女の方ががめちゃくちゃ強いです。
それもあってちやほやされたりはまったくないです。
とはいえ孤独タイプではなく身を寄せた村で結構仲良くします。
するんですがその仲間もちょっとグロめに虐殺されたりするんで主人公がキャピキャピするなろう系とはだいぶ異なりますね。
グロい部分はちょろっとしか出てこないので苦手でもダークファンタジー好きなら問題なく読めると思います。
お色気要素もあって絵もうまい!!
半妖精の少女リリィが巨大化するときに裸のまんまだったりするので多少のお色気要素はあります。
その点でも絵がうまいというのもポイントですね。
主人公も草食系かわいい系の多いなろう系と違って不良系の男前というのも特徴です。
なろう系では珍しく青年絵に近い描写が多いので結構好き嫌いは分かれるかもしれません。
リリィも少女状態のときは可愛く大人になると美人なんですが大人状態の時に暴走するとヤンデレ化するのも珍しい要素ですね。
というかコミカライズしたなろう系でヤンデレヒロインは今の所いないような気もします。
まとめ
個人的にはなろう系漫画でもイチオシです。
特にマイナー系ならトップといっても過言ではありません。
なろう系は可愛い絵が多いので描写が可愛い絵じゃないというのが苦手な人は苦手なのかなと。
しかしなろう系にありがちなうざい感は皆無ですしストーリーもよく絵もうまいのでぜひ読んでほしい漫画です。
無料で試し読みもあるのでぜひ利用してみてください。
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