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君が僕らを悪魔と呼んだ頃【ネタバレ感想】無料で100話以上

ネタバレ
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君が僕らを悪魔と呼んだ頃を読んでみて感想を書いてみました。


中学まで悪魔と呼ばれていた主人公の苦悩の人生を描いてます。

シリアスシーンだらけなので一気見すると見応えばっちりで逆に疲れちゃうほど。

2020年8月5日現在完結記念で「マガポケ」で最終話以外無料なので超おすすめの漫画。


ネタバレが多いのでご注意ください。

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【君が僕らを悪魔と呼んだ頃】の基本情報

・サスペンス
・2017年8月16日配信開始
・2020年8月5日完結
・全154話

あらすじ

主人公斎藤悠介(ユースケ)は平凡な日常を送っていた。

高校生に入るまでの15年分の記憶喪失にかかっていたが特に気に留めていなかった。

しかしそんなある日、友達だと思っていたバイト仲間のシュウにいじめを受けていたことを告白される。

しかもその犯人がユースケ自身だという。

お前は過去に復習され続けると。

次の日右手に大きな丸穴を開けた会澤陽二郎という人物が自分を訪ねてきた。

自分を復讐に来たと思ったユースケだが、彼はもともと親友だという。

一緒にリンチ・拷問・レイプとひたすら思いつく限り「遊び」をやってきたらしい。

「遊び」のために大切に保管していた相手の弱みを探しているとのこと。

そしてこの会澤との出会いがユースケの悪魔と呼ばれた記憶を巡る旅に導いていく。

ストーリーは3部構成

この漫画は胸糞系サスペンス漫画です。

とはいえ胸糞シーン自体はさほど登場しません。

あくまでユースケが悪魔の所業(リンチやレイプなど数多く)を行ったという事実が胸糞であるということ。

ストーリーは3部構成になっています。

第1部のネタバレ

記憶自体は割とすぐ全部思い出します。

会澤と出会ってから多少残っていた記憶の場所を行き、増えた過去の記憶を辿っていく話。

記憶を辿る最中に自分が殺したであろう女一ノ瀬明里という名前も見つけます。


ユースケの「遊び場」で死体も発見しますが、それは謎の男の死体。

記憶探しが息詰まった頃に母親が襲われ、復讐者から守るため悪魔のままのフリもできるようになります。


そして情報や記憶を辿っていくうち記憶を取り戻し、集団レイプなどの非道を行った一ノ瀬明里を好きでいたことも思い出しました。

その結果狂ってしまった一ノ瀬と自分の罪に押し潰されていくユースケ。

2人が出会って歪な関係のまま第1部が終わります。

第2部のネタバレ

舞台は10年後に移ります。

髭面で不潔姿のホームレスになっていたところからスタート。

小さな女の子に助けを求められ、家に行くと虐待をしていた父親から子どもたち3人を助けることに。

ユースケがホームレスをしていたことと、父親の虐待から守る意味でこの家庭藤森家に一時的に住むことになります。


藤森家の長女が攫われる、ダムにあった男女の死体、死んだ男女の家に何日も泊まっていたユースケと絡み合った事件が発生。

漫画では読者へのミスリードとしてユースケの不器用な不気味な笑顔も描写されていますね。

長女は助かりますが藤森家長男はユースケを疑い始め、そこに父親が殺される事件発生。

長男自身が疑われつつユースケは藤森家を守るために動き始めます。


複数の意見が混じり合い、ユースケや藤森家長男をハメようとする刑事との勝負。

最終的に事件は暴きますがユースケは長男に裏切られ、自身も死んでしまう。


ユースケは助けを求められると自身がダメージを負っても叶えたくなってしまうという性格や、自身が関わるとみんなが不幸になってしまうことへのトラウマを抱えた心理描写がかなり多い。

悪魔のような所業をしてきた結果多くの人物に疑われ、苦悩しつつも藤森家だけは助けようと行動するのが第2部です。

第3部のネタバレ

死の間際にユースケはスミレという小さい頃からの悪友会澤すら知らない名前をつぶやきます。

ユースケには第1部の後に空白の5年間がありました。

その間に出来たであろう娘岡崎菫(スミレ)が第2部の20年後に会澤と出会い一ノ瀬とも出会います。

そしてスミレの伝え聞いた父親の話としてのユースケの物語がスタート。


母親椿はユースケの悪魔の部分に怯えますが、同時に子供のような無邪気さに気づきます。

当時のユースケは中学までの悪魔の所業に狂っていました。

椿はそれをみてユースケがまた悪魔に戻ってしまうと。

その日を境にユースケの暴力沙汰はなくなり普通の生活を送り始めます。

許しを手に入れたいユースケとユースケに怯える椿の関係。

しかし事件とは無関係の人がユースケを極端に迫害しているのを見て徐々に態度が変化していくという話。


ちなみに椿とユースケの間に恋愛感情は最後までありませんでした。

そして20年たった藤森家の人や会澤、一ノ瀬などユースケの関係者が集まって最終話へと続きます。

感想

主人公の苦しみが深く描写されている

かなり重たいストーリーになっていますね。

描写自体はないとはいえ悪魔的行動には最後まで納得できない人も多いでしょう。

ユースケ自身も高校以降死ぬときまで苦しみ抜いてますしね。


下手なハッピーエンドに繋げなかったのは良かったと思います。

おかげで鬱々としたストーリーではありますが、それだけユースケの心情に深く迫れているでしょうね。

不満な点

不満があるとすれば会澤が平然と皆と平和を満喫していること。

手にどでかい風穴を開けられているとはいえ、ユースケと同じ行動を取っていますからね。


他のユースケグループが描写がないのは仕方ないとして、会澤が幸せそうなのはいかがなものかと。

罰は若い頃にちょっとボコられて病院送りになってるくらいですし。


現実には会澤のようなパターンのほうが多いでしょうからリアリティがあるといえばそうですが…

ネタバレ感想まとめ

1人の人生のサスペンス漫画としてよく出来ていると思います。

一気見すると息を呑むシーンばかりだったと感じますね。

集中しすぎて疲れちゃうかもしれませんが、途中でやめようとは思えないくらいのめり込みます。


余分なラブコメ要素やコメディ、日常パートはありません。

最初から最後まで夢中にシリアスを楽しめる漫画と言えるでしょう。

無料でほぼ全話読破可能

現在完結記念で最終話以外の全話無料で読むことが可能です。(2020年8月5日)

無料漫画アプリ「マガポケ」で掲載されています。

新しい漫画なのに154話全話無料は相当お得ですね。


通常の漫画アプリ同様無料で使用でき、この漫画の他にも多くの作品が掲載されています。


特に今は「君が僕らを悪魔と呼んだ頃」が153話無料なので、今のうちにインストールしておくとお得でしょう。

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