雨の日も神様と相撲を【ネタバレ感想】無料で漫画

雨の日も神様と ネタバレ

雨の日も神様と相撲をを読んでみて感想を書いてみました。

非常に読みやすいミステリー×ファンタジー漫画です。

ホラー要素のない殺人事件と日常パートは主人公とカエルの相撲と女の子のほのぼの日常。

ミステリーも難しいものではなく、一般向けの漫画になってます。


クオリティが高く無料で読めるのでかなりおすすめですね。

【雨の日も神様と相撲を】の基本情報

原作:城平京(推理小説)

漫画:戸賀環

ジャンル:ミステリー・ファンタジー・(恋愛)

あらすじ

もうすぐ中学3年生になる文季は10年相撲をやっていた。

小さい体で道場で1番弱かったが、相撲好きの母と仁王のような父ような父と生活している。

しかしある日、両親を交通事故で亡くしてしまう。叔父である浅沼悟に引き取られた。

その関係で久々留木村に引っ越すことになり、そこは田んぼが多く広い村だった。

伝統的なお米を育てており、一般的な値段の10倍で取引されるほどの秘密めいた村と地域。

村の家も経済的に豊かそうな家が多い。

話を聞くと、この村を守る神様のおかげで久々留木村は豊かになっているらしい。

そんな奇怪な村に馴染み始めたある日、叔父の電話に死体を発見したとの連絡が入った。

さらに遠泉真夏にカエルが相撲を取っている光景を見せられ、カエル様に相撲を教えてくれと頼まれる。

主人公は殺人事件というミステリーとカエル相撲というファンタジーに頭を悩ますようになっていく。

設定

・村の米作りは過去一度も化学肥料や農薬を使ったことがない

・村の名前の由来はカエルの鳴き声

・村の神様は「カエル」でありカエル様と呼ぶべき

・遠泉家がこの村を治めている

・遠泉家の女性は剛力という言い伝えがある

・久々留木村は相撲が価値を持っている

・久々留木村は相撲を好む神様に愛されているおかげで常に豊作

・久々留木村は自然災害が発生したことはない

・相撲が強い農家は米の品質が上がる

・相撲がみっともないは運気が下がる・家を継ぐのは長男ではなく相撲が強い方

主人公について

性格と村への価値観

主人公の文季は両親を亡くしている少年ですが、結構大人びています。


相撲自体はあまり好きではない様子。

10年選手ですがあまり強くなく、学校で話題になっていてもすっぱり自分は弱いと宣言していました。


神様においても懐疑的で、カエルをはっきり「尾のない両生類」と考えています。

身体は小さいけど頭で戦う相撲

相撲に関しては身体も小さいのでかなり不利。

ですがテクニックや相手の癖を見抜く能力に長けています。


競い合う系の漫画ではないのでめちゃくちゃ強かったりはしませんが。

実際主人公自身も自分があまり強くないと宣言していますしね。

体力もなく最初同じ学校の少年たちと戦って6戦2勝と微妙な成績。

久々留木村

かなり変わった田舎

久々留木村で崇拝されている神様が田んぼの多い地域を好んでいるとのこと。

神様は相撲が好きでもあるためこの村に相撲が流行っている様子。


全国的に不作の年でも収穫量が変わらないってすごいですね。

おかげで米作農家はお金持ちらしいです。

所得も同世代サラリーマンの5倍は超えるらしく、さらに子沢山。

村が豊かで子沢山なのに都会化しないのは田んぼを減らせないからという理由です。


カエルを神様と考えているので目が合えばみんな黙礼します。

カエルに関しての描写も独特

主人公はこの村を奇怪だと表現しています。

全てを迷信と呼ぶには生真面目で真摯だとも。

主人公が最初に相撲をとったときも後ろから3匹意味深に見ているような描写。

さらにカエルが遠泉家の庭で相撲を取って審判や観客までいるほど。


カエルが現実は2足歩行すらできない理由自体は主人公に説明されています。


赤いカエル(イチゴヤドクガエル)が異常に強いから倒すために主人公に相撲を教えてくれとも伝えます。

物語の日常パートはほとんどこの赤いカエルを倒すためにカエルたちに相撲を教えること。

とはいえ直接話すのではなく真夏の翻訳越しなので、感覚的には真夏とのほのぼの日常パートっぽく描写されてますね。

60歳になると消える女性

遠泉家の当主が代々60歳で消えています。

しかし警察側でも問題になっていません。

法的手続きを済ませ、手紙を残し、親族全員納得して、捜索願も出されず、死体もない。

これらが理由で疑わしくても警察は動かないとのこと。


生まれたときからこの村はこのようなものと考えているからというのもありますね。

真夏の証言でおばあちゃんがカエルに変身して消えたのを9歳のときに見たとあります。

雨の日も神様と相撲をより

日常生活

日常パートのほとんどはカエルの相撲の話です。

学校生活は少なめで、真夏の家でカエルの相撲を見ることも多い。

ほのぼの描かれているので読みやすいと思います。

ヒロインの女の子

遠泉真夏は中学2年生の女の子。

遠泉家の女性は怪力で真夏は主人公と30センチ弱身長差があります。


性格はクールとツンを混ぜ合わせたような感じ。

主人公のことも気になっていて、うるさくないような素直になれないみたいな態度ををします。

大きい女の子のクーデレって超レア。


遠泉家の長女で家を継ぐ予定だけど、結婚の仕方が超斬新。

身体を大ガエルに変身させてカエルの花嫁になるとか。

主人公に対してはこの村を変えてほしいという印象を持っています。


真夏にはカエルの言葉を聞き取ることができ、それを人に伝えるのが遠泉家の役目。

学校は相撲で仲良し

主人公が分析する相撲が得意だからか村の皆とは仲良し。

主人公自身は弱いけど、相手にして10連勝できたら相当強くなっているというほど弱点をついてくるようになるかららしいです。

さらに家が農家でもないので同級生たちの人気者になってます。

村の大人たちとも馴染むほどですからね。

事件に関して

詳細

・トランクが発見されたのはQ市との境にある林の中。

・被害者は女性で20代後半から30代後半。

背中に鋭利な刃物で刺されている。

・死体は長時間冷やされていた。

・被害者の足取りは19日の午後2時まで判明している。

・午前中は会社、正午に友人と食事、午後1時過ぎに別れ、2時3分SNSに写真つきコメントの書き込み。

・死亡推定時刻は19日の午後3時から午後6時

・死体の発見は27日

・死体が林に捨てられたのは20日以降

・トランクの中にはコバルトヤドクガエルの死骸があった。

被害者は乾理恵子(38)と判明し、社長ではありますが多額の負債と自転車操業で苦労していました。

質の良くない金貸しにも借りていたと。

住居は久々留木村から50キロ以上離れた隣の県。

捜索願は同じ会社の副社長である夫が出しています。


コバルトヤドクガエルは南米に生息していて日本では野生にはいません。

今の所イチゴヤドクガエルを捨てた「ウチダアキヤ」という人物が捨てたのはという話。

そのためウチダアキヤも何らかの関係をしている可能性もあります。

夫による殺人?

イケメン夫による保険金殺人の線も出ています。

トランクに詰めたのはきれいな状態で死体が発見されるようににし、保険金をすぐ受け取りできるようにした。

林に捨てたのは不法投棄のみ周りのおじさんがSNSに上げていて、週単位でその林を見回りしているのが確定しているとの理由。

金貸しの方は死体を発見しやすくしていることから想像しにくいとのこと。

夫にはアリバイがある。

しかし夫にはアリバイがあります。

・19日の午前11時に韓国への飛行機に乗っている

・20日の午前10時過ぎに帰国するまで社員1人を連れて韓国内で仕事をしていた

・日本へ戻る時間はなかったという証言

・社員が離れたのは各々部屋に戻ったときの3時間ほど

自殺+夫の処理も考えられる

主人公的には負債の返済のため保険金を目当ての自殺も考えられると。

そうすれば動機や筋は通り、林で開けたのも妻の顔を最後に見たかったからだと。

コバルトヤドクガエルが中に入れる瞬間が生まれたのはその時。


ちなみに保険金は加入して半年のため、自殺の免責期間は超えていません

ネタバレ感想まとめ

ジャンルがミステリーではあるんですが、あれ?これファンタジーかな?とも思いした。

日常パートはカエルが相撲をするというファンタジー的ほのぼの日常。

ミステリーは通常の殺人事件でホラー要素はありません。

この2つが微妙に絡み合っています。


ミステリーが密室事件でもなく、さほど複雑な事件でもないというのはある意味魅力ですね。

ミステリー慣れしていない人でも読みやすいでしょう。

日常パートのほんの少しのファンタジー感のおかげで万人受け感も出ていますね。

無料で読めます

ある程度は漫画アプリ【マガポケ】で無料で読めるのも特徴。

毎月第1・第3火曜日に更新されています。

0.5話更新なので月間1話更新ですね。


単行本が読みたい方は2020年8月17日に1巻が発売です。

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