槍の勇者のやり直しを読んでみて感想を書いてみました。
多少のネタバレもあるのでご注意ください。
盾の勇者の成り上がりのスピンオフ作品でタイムリープものですね。
1周目が盾の勇者の成り上がりになります。
あらすじ
この話は異世界に召喚された場所に2周目としてループ開始するところから始まります。
主人公は優遇職の剣、弓、槍のうち槍職で、元の主人公が不遇職の盾として召喚されています。
主人公は1周目でフィロリアルという種族のフィーロに恋をしていて、フィーロは元の主人公盾の勇者が相棒でした。
そのため盾の勇者をお義父さんと呼び、不遇職で迫害を受けるお義父さんを救い出すことを目的とします。
そして再度フィーロにアタックをするため、フィーロの卵を手に入れることも同様に目的とし物語は進んでいきます。
タイムリープものかというと…
ループ自体は早々に4人の勇者のうち、誰かが死ぬとループして召喚時に戻されると判明します。
再度戻されてすぐ別の勇者を殺して確認してそれっきりですね。
主人公自体も特に気に留めず、かなり前向きに捉えループ自体から脱出したいなどの思いはないのでループの話はあまり出ません。
ただループを生かして行動することは重視するのでタイムリープ物といってもいいと思います。
ギャグ的な主人公のぶっ飛び具合
この主人公、元の漫画の主人公と違って超頭弱い系なんですね。
元々盾以外の勇者は頭弱い系だったんですが、槍のみ拍車がかかっています。
ただ2周目ですでに冒険済みなだけあって相当強いので、ちょっとぶっ飛んでる人っていう感じで描写されています。
お義父さんのためなら国一つ滅ぼしてもまったく気にしないレベルですね。敵対する人は全員殺そうするので何度も止められます。
それほどまでに強いんですがイキリ感は0なのでウザさは感じないですね。残念系主人公のギャグ調の漫画っていう感じです。さらにこの漫画の登場女性のほとんどが豚として描写され、発言もブヒブヒしゃべるので完全にギャグです。
目的の1つにフィーロと出会うことがあるんですが、1周目と同様のタイミングで卵を買っても産まれてくれないんですね。
これがいわゆるガチャ形式みたいなもので、最初の方のループ中に何個か買っても産まれません。
結局何百買ったの?というくらい買っても産まれずフィロリアルだらけになっちゃいます。
この漫画はそういうちょっと主人公のアホな部分が非常に楽しめると思いますね。
「盾の勇者の成り上がり」のスピンオフ「槍の勇者のやり直し」のコミカライズ連載始まりました、どうぞよろしくおねがいします(∩´▽`∩)頑張りますぞ! コミックウォーカー(https://t.co/ArHcI2t2Ex)ニコ静(https://t.co/L8lIZ7ieE4) pic.twitter.com/ElwQFUEqvZ
— にぃと😈🖕🏻 (@neet61) August 26, 2017
主人公もお義父さんも世界を絶対に救う!という気持ちはなく、旅をするのは盾を安全な場所に送り届けたいという気持ちが主ですね。
勇者召喚の元凶である波という魔物侵攻があるんですがその話も殆ど出ません。
なので王道系漫画とはちょっと違いますね。ギャグ調の俺TUEEE漫画って感じです。
スピンオフ作品とは言いましたがメインとしても人気があっておかしくないと思いますね。
元の漫画を読んでからのほうが楽しめますが、これから入っても十分おもしろいと思います。
全6巻ですし話も重くないのでさくっと楽しめる漫画ですね。
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