神無き世界のカミサマ活動【ネタバレ感想】異世界で宗教布教!!

神無き世界のカミサマ活動を読んでみて感想を書いてみました。


異世界転生し宗教を広めていく漫画。

チート能力や最強系ではなく、さらに宗教題材であっても気楽に読める異世界なろう系というのが魅力的な作品。


村人を守るため自身の村を強制的に近代化させたりコメディ的なノリがちょこちょこあるのも面白い。


ネタバレもあるのでご注意ください。

神無き世界のカミサマ活動の基本情報

原作:朱白あおい
作画:半月板損傷
出版社:小学館クリエイティブ
ヒーローズコミックス
2020年2月5日1巻発売
   7月4日2巻発売

あらすじ

新興宗教団体「新地崇教」の2代目教主である卜部征人(ユキト)。

彼は教祖である父、卜部聡一郎が行った「産霊の儀」によって死んでしまう。

しかしユキトは異世界に転生を果たした。

異世界魔法やチート能力といったテンプレ要素をもらうことはできなかったが、それでも仲の良い友達を作り幸せな生活を送る。

ところがある日、「終生制度」によって仲間の2人が国から唐突に殺されてしまった。

ユキトが絶望の瞬間に「新地崇教」の神に祈るとミタマ様が召喚され、国の人間を撃退した上に死んだ仲間たちを蘇生させた。

このことで国から狙われることになったユキトは、国に抵抗するためにミタマ様の力を上げる必要に迫られ、ミタマ様の力のために信者を増やすことを画策していく。

どんなストーリー?

宗教がない世界で宗教を作り出す異世界転生漫画。

前世での知識を元にミタマ様の信者を増やしていきます。

神に祈るという事象が存在しない世界のため、電気や水道などの科学をミタマ様の力で再現し、そのメリットによってミタマ様を信仰させていきます。

そのため目的は宗教ですがストーリー展開は今の所科学重視です。


戦闘シーンは最強系ではなく、ミタマ様のド派手な技自体は見れますが頻度は少なめ。

世間に疎まれていた「カクリ」というだけでなく、「終生制度」の邪魔をした人間としてユキトの住む「カクリ」の村が狙われていくというストーリー。

ミタマ様の信者が少なく弱体化しているとはいえ、相対する敵も相当な強さと異世界漫画らしい派手な技を使用してくるところも魅力的。

独特な世界観

この世界では「理解出来ない現象」というものが存在しないため「神が行った」と結びつくことがありません。

これは皇帝直属の議会があらゆる自然現象を説明できてしまうからとされています。

自然現象、災害、病などすべてのこととあるので皇帝にはなにかしら特別な力があるのでしょうね。


さらに「カクリ」以外は死ぬことを怖がっておらず、国から強制的に死を決定付けられても(終生制度)不思議に思うことはありません。


確認したわけではないようですが、「カクリ」曰くこの世界の人間は寿命が異常に長く「終生制度」がなければ何百年も生きられるとのこと。

このことが事実なら人類が異常に増えることでの食糧危機などの問題対策に「終生制度」を制定するのも仕方ないような気も…

死を恐れないというこの世界の人間独特の精神構造を持っているからできることではありますが。


これらの理由から「神に祈る」という行為が存在しなくなった世界です。

世界観の設定的には神がいない、宗教がない理由も筋が通っている気がしますね。

登場人物について

卜部征人(ユキト)

見た目はやれやれ系の主人公ですね。

宗教を作るための行動力は中々なんですが常に達観したような表情を見せています。
やる気ないような高二病のような…そんな感じ。

神様を呼び、神様に好かれているというだけで彼自身は特別な力は一切ありません。

戦闘に参加することはありませんし、本当に信者を増やすために地球の科学を再現するだけとなっています。

ミタマ様

幼女のような見た目をした神様。

前世での新興宗教団体「新地崇教」が信仰する神様です。


「新地崇教」が一神教であったこともありミタマ様は全能神

死者を蘇生させたり八百万の神やその神器をすべて利用することが出来ます。

この能力だけで十分チート系ではあるんですが、ミタマ様が能力を使用するには信者数が一番大事。

信者数が足りないと能力を発動することは出来ませんし、発動させた八百万の神も一瞬攻撃しただけで帰ってしまいました。


そのため序盤の信者0人での役立たずっぷりや、子供のような性格も相まってポンコツ幼女として描かれています。

仮にも死者を復活させた神なんですがね…

「カクリ」

「カクリ」はユキトの住む村だけでなく他の地域にも散らばっています。

彼らは通常の人間と考えるのが一番わかりやすい。


異世界人は死を恐れないのに対し、「カクリ」たちは死を恐れるということだけが唯一の人間的違いです。

世間には迫害を受けるほどではありませんが相当に嫌われており、周囲は「異常者」として認識。


さらに「終生制度」に限っても、通常の異世界人は前もって自害の日付を支持されるようですが、「カクリ」たちは唐突に終生を強制されるところも特徴ですね。

【ネタバレ感想まとめ】神無き世界のカミサマ活動

ストーリー展開は少しご都合主義が多いように感じますが、それでも新しい異世界漫画として楽しめました。

テンプレ的要素はありませんし、異世界とはいえ宗教を全面に出した漫画は数少ないですからね。


宗教が主題であるにも関わらず内容が重くなく、異世界漫画らしさは失っていないところも魅力の1つでしょう。

絵も十分に満足できるレベルですし、人物絵以外の部分が特に上手に感じました。

テンプレ異世界なろう系に飽きた人に新しい風としておすすめできる漫画ですね。


無料で試し読みもあるのでぜひご利用ください。

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