料理を中心に置いている異世界漫画を紹介。
異世界転生ジャンルは近年の大流行によって多くのファンが生まれました。
料理系ジャンルに関しても有名漫画は数多く、多くのファンがいることでしょう。
しかしその異世界転生と料理の2つをミックスさせたジャンルが数多くあることを知らない人も多いのではないでしょうか?
そんな異世界料理漫画というジャンルを知り始めた人のためにおすすめの漫画を29作まとめてみました。
チートスキルだからこそ作れる豪華な料理や普通の料理ジャンルにはない魔物飯など、同じジャンルの中でもストーリーはかなり違います。
それでも29作品も用意したのできっとあなたに合った異世界料理漫画が見つかりますよ。
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1回は食べてみたくなるグルメ系10選
剣聖の称号を持つ料理人
異世界に転生し「剣聖」スキルを手に入れた料理人。
圧倒的な力で最強になれる可能性がありながらも理想の料理人を目指すというストーリー。
元々現世で料理人だったこともあり主人公の料理能力は高め。
そして剣聖スキルの料理への流用の仕方も面白いですね。
グルメ系のように食べるシーンが中心となっているのではなく、料理工程など作り方を中心に描写しているのもこの漫画の良さ。
「ソラウオのフュメ・ド・ポワソン」やカクテルグラスに入った「生貝と香り茸のカクテル」など、オシャレな高級料理が多いのも特徴。
しっかりと作り方を描写することで適当に描写したわけではない高級料理を楽しむことができました。
波乱万丈なストーリーと異世界らしい戦闘もありますが、それでも全てのストーリーが料理を中心に回っているのも魅力的。
「剣聖」スキルがあることで適度に異世界転生ジャンルらしい戦闘描写もあって飽きが来ません。
料理系異世界ジャンルは家庭的な料理が多いですが、グルメ漫画のようなオシャレでつい真似したくなる高級料理漫画を読みたい人はこの作品がイチオシですよ。
幻想グルメ
成人男性が異世界に転移して貴族に知識の価値を見出され、コンサルタントとして十分に成功した後の話。
異世界漫画のストーリーは基本的にサクセスストーリーが多いのでこの漫画とは対照的ですね。
魔法が存在する異世界ですが、電線があったり鉄道があったりして地球と環境が近いところも特徴的。
料理も発展していて、主人公が料理を作るタイプの漫画とは違いますね。
「幻想グルメ」というだけあってグルメな料理を食べるシーンがかなり多め。
豪華で綺羅びやかな料理を美味そうに食べるストーリーが基本でした。
異世界という手の届かない、現実にはありえないような豪華な料理を読者に「食べてみたい!」と思わせてくれるところが魅力的。
異世界転生漫画は異世界住民の知能や実力を下げて主人公の能力を高く見せる手法が多く使われます。
しかしこの漫画は主人公と異世界の能力を合わせた上で食べてみたいと思わせる料理を描いているところが面白いですね。
異世界居酒屋「のぶ」
異世界に存在する居酒屋で異世界住民がひたすら美味そうに食事するストーリー。
居酒屋ということで登場する料理も「おでん」「ビール」「枝豆」など、お酒に合う料理が多いですね。
グルメ漫画のように食べるシーンを具体的に描写し、異世界住民が本当に美味しそうに食べているのが魅力的。
そしてこの漫画の最大の特徴は「全て来店する異世界住民を中心として描かれる」ということ。
居酒屋が異世界転移していますが従業員が主人公というわけではなく、お客となった異世界住民がその話の主人公となっています。
余計な要素が描かれておらず、ほとんどが料理に関するシーンというのもこの漫画の魅力。
料理工程すらもあまり描かれることはなく、美味しそうに食べるシーンだけがピックアップされています。
グルメ漫画の盛り上がりどころだけを切り取ったかのような漫画でしたね。
異世界居酒屋「げん」
上記で紹介した「異世界居酒屋「のぶ」」と同じ世界の物語でスピンアウト漫画。
「のぶ」が帝国の古都で「げん」が王都となっています。
スピンオフではなくスピンアウト漫画であり、同じ世界であっても独立したストーリーというところが特徴。
どちらの主人公もお互いの存在は知りません。
とはいえ共通する部分が多く、ストーリー進行も似通っているというのがこの漫画の魅力。
ストーリー進行の違いで言えば多少居酒屋サイドの視点が多いくらいでしょうか。
そのためカラーが違う居酒屋でそのままの「異世界居酒屋「のぶ」」を楽しめます。
片方が好きな人はもう片方も確実に好きになるでしょうね。
異世界食堂
土曜日の特別営業日だけ異世界住民で溢れかえる食堂。
色んな異世界に繋がる扉から来る個性あふれるお客様に美味しい料理を提供していくストーリー。
「食堂」というタイトルですが見た目はレストランっぽいですね。
お客の料理へのリアクションがかなり具体的に美味しさを表現していてグルメ系らしさがあります。
そのため「オムレツ」や「メンチカツ」といったわかりやすい料理でも思わず生唾を飲み込んでしまいます。
料理工程はあまり描写がなく、美味しそうな料理とそれを食べる異世界人を楽しむ漫画でした。
色んな異世界に繋がる食堂が舞台なだけあって、登場人物が人間だけでなく「魔族」「リザードマン」「エルフ」「ドラゴン」など多岐にわたるのも異世界らしくて良い。
戦闘シーンや複雑なストーリーはなく、来店客によってストーリーが変わるので短編漫画のような気楽さもありますね。
全4巻なのでお手軽ですし、短いグルメ系異世界料理漫画が読みたくなったらこの漫画がイチオシです。
異世界料理道
食堂で働く高校2年生男子が死亡と同時に異世界へ転移。
「食べ物に美味いも不味いもない」という世界で料理の美味さを教えていくというストーリー。
食文化が全く発展していない世界なだけあって料理は壊滅的な異世界です。
異世界住民は何でも無い料理でも感動するので、ストーリーの基本は料理無双という感じ。
とはいえ他の料理無双系漫画とは違い、他の登場人物が露骨なオーバーリアクションをしないところは好印象ですね。
料理漫画としてはイノシシの血抜きや解体まで描写しているところも面白かった。
それ以外にも調理や食べる以外の料理関連シーンが多いのも印象的でしたね。
ただ異世界転生ジャンルらしい魔物や魔法は登場せず、相当古い民族が舞台になっています。
科学力や魔法力を感じさせない古代の世界観が特徴的な漫画。
そのため「異世界料理道」というタイトルではありますが、異世界転生ジャンルを思い浮かべないほうが読者の好みには当てはめやすいでしょうね。
マズ飯エルフと遊牧暮らし
野球部のマネージャー(男子学生)が異世界に転移。
古い民族的種族で壊滅的な料理文化を舞台に地球料理を振る舞っていくストーリー。
タイトルに「マズ飯」とあるのは本当で、エルフの作る料理は見た目も味も壊滅的でした。
調理方法をまるで知らないので、味だけでなく調理過程においても周囲はグルメ漫画らしいリアクション。
料理内容は「ケバブ」「焼きうどん」「チーズトースト」「竜田揚げ」など、準家庭的といったものが多いですね。
ストーリーも料理シーンが中心でグルメ漫画らしさがあります。
「遊牧暮らし」とあるだけあって異世界漫画でありながら民族衣装が特徴的。
異世界の舞台になりやすい中世より前の世代を思わせる舞台がこの漫画の魅力ですね。
とはいっても田舎系スローライフ漫画というストーリーではありません。
あくまで料理系の異世界転生漫画として王道的なストーリーの漫画ですよ。
異世界駅舎の喫茶店
若い夫婦が電車に乗ってると異世界転移。
終点の駅舎で働くようになり、喫茶店とマスターとなって異世界住民に料理を振る舞っていくストーリー。
転移してからは1年経っていて喫茶店のマスターではありますが、経営系のストーリーではありません。
適度におしゃれで落ち着く隠れ家的喫茶店というのがこの漫画の魅力。
朝起きたらこの喫茶店でのんびり優雅に過ごしたい、夜来たらゆっくりその日の疲れを癒やしたいと思わせてくれます。
グルメ漫画のような料理シーンはありませんが、料理を食べた時の感想はグルメ漫画的でしたね。
ヒロイン側が猫耳少女に変身し、「にゃ」という言葉を話すようになるところは特徴的。
完全に男性読者を狙い撃ちしていますね。
とはいえラブコメストーリーではなく、主人公とヒロインの信頼し合っている夫婦関係が心地良い。
喫茶店の落ち着く雰囲気と見事にマッチしている点も素晴らしいです。
異世界要素は来店するお客の見た目がけもの系というくらいで、異世界転生ジャンルらしい魔法や戦闘はありません。
王道的なグルメ系でもなく料理系の異世界転生漫画らしさもありませんが、こんな雰囲気の異世界漫画もアリだなと思わせてくれる作品でした。
放課後は、異世界喫茶でコーヒーを
異世界に転移した主人公が喫茶店を営むというストーリー。
特徴的なのは転移したばかりではなく、転移してそれなりの時間が経っているということ。
そのためストーリーが波乱万丈というものではなく落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
そして喫茶店がこの異世界では唯一でコーヒー自体も唯一。
「ホットサンド」や「ミートソースパスタ」など料理にも喫茶店らしさがあるのも良いですね。
異世界の料理能力が普通なので登場人物が料理に過剰反応することはなく、純粋に美味しいと評価しているのもGOOD。
多くの異世界転生漫画とは違い、主人公が元の世界に帰れないことに悩み続けているのも続きが気になってしまう要素の1つでした。
漫画には料理ジャンルの1つに「コーヒー」というものが存在しますが、この漫画はコーヒージャンルらしい落ち着いた雰囲気が異世界にマッチしていました。
異世界転生ジャンルの王道的な「魔法」「魔物」「学園」「チート」などは存在しません。
しかし派手で波乱万丈な異世界漫画が多い中で、こんな箸休めができる異世界漫画もアリだなと感じさせられましたね。
異世界健康食堂 ~アラサー栄養士のセカンドライフ~
兄妹が転移した異世界には「美味しくて健康的な料理は存在しない」。
料理には栄養と味が両立しないという価値観の異世界で兄妹で食堂を働いていくというストーリー。
「健康食堂」というタイトルなだけあって料理の健康への効果が詳しく描かれていることがこの漫画の大きな魅力。
体調が悪い時のホットミルクが「胃を胃酸から守る」という役割があるなどですね。
主人公のスキルも「食材鑑定」「計算能力(栄養価)」「未来実感」など、料理の健康面への影響に関するものばかりです。
食材の性質を詳しく描写して料理のバランスを解説をしているのが面白い。
ただ美味しいものを作って食べるとは違った切り口で料理の面白さを描写している漫画でした。
異世界要素は薄く、中世ヨーロッパのような世界観ということくらいですね。
スキルや魔法はあってもあまり使われることはなく、ドラゴンが神様ではありますが魔物などが登場することはありません。
ちょっと設定に無理がある感じはしましたが全2巻なので手に取りやすく、異世界転生ジャンルより料理ジャンルを重視した漫画を探している人には合うと思いますよ。
異世界らしい雰囲気を重視している漫画たち11選
ゼロスキルの料理番
スキルありきの世界で唯一ゼロスキルの料理人。
そんな料理人がSランク神獣と暮らしながら魔物たちを捌いていくというストーリー。
料理に関しては竹や焚き火を利用するなどサバイバルらしい調理法が魅力的でした。
「魔獣肉の竹蒸し」「スライム飴」「ブライムベアのミソ煮」など異世界らしい料理が登場しているのも良いですね。
魔物の肉はこの異世界では食べないのが常識らしく、料理無双と言っていいストーリーが続きます。
料理を食べた者のリアクションはグルメ漫画のような具体的で派手なものが多め。
可愛い女の子パーティがメインで食べる役になっていますが、ちやほやされたり恋愛要素が皆無なのも料理ジャンルが重視されてて良いですね。
魔法や派手な戦闘はありませんが、舞台の異世界を活かしている料理漫画ですよ。
空挺ドラゴンズ
空を航行する捕龍船に乗って龍狩りを生業とする人間たちのストーリー。
龍専門の料理漫画なのでかなりコアなジャンルの漫画ですね。
料理名も「龍の尾身ステーキサンド」「極小龍の悪魔風」「龍のプレステリーヌ」など異世界感が満載でした。
ストーリーも龍との戦闘や大人数での狩りが描写されるので迫力が素晴らしい。
龍を狩る→料理する→食べるという流れが基本の漫画となっています。
ただ流行りの異世界転生らしいバトルやストーリーではありません。
どちらかというと異世界を舞台にした純ファンタジーといった言葉のほうが合うでしょう。
しかし異世界料理ジャンルとしてはトップクラスに面白く、1番好きな漫画にこの漫画を挙げる人もいるかもしれませんね。
もし王道的な異世界転生らしい漫画を探しているのではなく、ファンタジーという意味の異世界料理ジャンルを探しているなら真っ先に読んでほしい漫画の1つですね。
ダンジョン飯
魔法やドラゴンが存在する異世界を舞台。
ドラゴンに捕まった妹を助けるために自給自足しながらダンジョン内を進んでいくというストーリー。
この漫画の見どころはまさに自給自足しながらダンジョンを進むというところですね。
調理に詳しい仲間もいますが、食べれる魔物を探してなんとか食べようとしているのが面白い。
そのため同じ料理系でも「美味しい美味しいと新しい料理に感動するグルメ漫画」とはジャンルが異なります。
異世界転生漫画の料理系と聞いて何も知らない人が最初に思い浮かべるのはこの作品のストーリーだと思いますね。
キャラクターが美男美女じゃないのに絵が上手いのも良いポイントでしょう。
魔物も異世界転生ジャンルらしさがあってGOOD。
グルメジャンルを探している人を除く異世界転生漫画の料理ジャンルを探している人は、まずはこの漫画を読むと良いですよ。
とんでもスキルで異世界放浪メシ
27歳男性サラリーマンが異世界に巻き込まれて転移。
「ネットスーパー」という固有スキルで現実アイテムを駆使して旅します。
アマゾンみたいな通販スキルで現実世界のアイテムを自由に手に入れられるところが特徴的。
アラサーの気ままな異世界1人旅というのもこの漫画の魅力ですね(実際には巨大ペットもいますが…)。
料理はタイトルにもあるほどなので結構ページ数を使っています。
「生姜焼き」「缶ビール」「塩焼き」「ステーキ丼」など、年齢高めの男性が好きそうな料理が多いですね。
派手なバトル、可愛い女の子、最強無双などはほとんどありません。
社会人男性の「自由に色んな所にいって好きな料理を食べて生きたい」という願望を描いた異世界漫画となっています。
おかしな転生!最強パティシエ異世界降臨
パティシエが異世界に転生し9歳児の次期領主として活躍していきます。
領地経営タイプの異世界転生漫画で、派手な個人技で無双というよりは作戦や指揮命令で無双するところが特徴。
9歳児が主人公のためかハーレム要素はほとんどなく、登場人物は大人か同じ低年齢の子供が中心でした。
タイトルに「パティシエ」とありますが料理シーンは少なめ。
料理する時はもちろんスイーツが基本ですが、最強主人公の凄い要素の1つ程度の描かれ方です。
そのためこの作品が気になった人はスイーツ系料理漫画として選ぶのではなく、ノーマルな領地経営タイプの異世界転生が好きかどうかで選んだ方がいいでしょう。
最強の鑑定士って誰のこと?~満腹ごはんで異世界生活~
女子力が高い男子学生が異世界に転移して「神の瞳」という鑑定系チート能力をゲット。
たまたま出会ったパーティに拾われてクランの「飯当番」として美味しい料理を振る舞っていきます。
料理は「コロッケ」「かき揚げ」「フライドポテト」など家庭的なものが中心。
鑑定系チートスキルを持っていますがバトルシーンはほぼ無く、料理シーンがかなり多いですね。
ストーリーは色んな料理を作る→周囲が感動するというのが基本で、ジャンルはグルメ漫画にかなり近いです。
一応少女漫画ではありましたが、特別男性女性のどちらかをターゲットとしているストーリーには感じませんでした。
画風が多少少女漫画寄りでストーリーがほのぼのしているというくらいでしょうか。
ハーレムがなく男性キャラ同士の距離感が近いところも少女漫画寄りかもしれませんが、男性読者が読みにくいというほどではありませんでしたね。
異世界を舞台にした料理系の漫画としてはかなり王道的な作品と言えるでしょう。
追放者食堂へようこそ!
超一流冒険者集団を追放された料理人が食堂を開業。
奴隷少女を看板娘にして冒険者達に料理を振る舞っていくストーリー。
異世界ですが転生系じゃないので周囲の料理能力は一般並。
純粋に主人公の料理能力が高いタイプですね。
来客は料理に感動していきますがグルメ系のようなリアクションではなく、料理工程を描写するタイプでもありません。
そして主人公の戦闘能力がトップクラスということもあって、戦闘で無双しながら人助けすることが多い。
料理関連ストーリーというよりは、美味しい料理を中心に追放系の異世界漫画らしいストーリーが出来上がっている作品ですね。
異世界チートサバイバル飯
キャンプ好きの男性が異世界に転移しサバイバル生活を楽しむストーリー。
特徴的なのは「しっかりサバイバルしている異世界漫画」ということ。
異世界転生系はどうしても最強楽勝ストーリーが多く「本当にサバイバルしてるの?」というものが多いです。
しかしこの漫画は「川で水を汲む」「木や葉で小さいテントを作る」「岩塩を取る」「木の実を取る」など、サバイバル要素をショートカットしていない。
もちろん「食べた生き物の能力を奪う」というチートスキルは存在しますが、それでもサバイバル要素を邪魔しない程度というのはこの漫画ならではの魅力ですね。
料理に関しても「焼いた肉をそのまま食べる」「山のお吸い物」など、家庭料理ではなくサバイバルらしい自然を感じられる料理が多い。
異世界転生漫画定番の「ファンタジーバトル」「ハーレム」「冒険」もバッチリ完備。
料理シーンが少なめなところが難点ですが、キャンプやアウトドアが好きな人に需要があるストーリーをハイレベルで組み合わせた漫画でしたね。
ゆるふわ農家の文字化けスキル
ブラック企業のアラサー男子が異世界に転移するも、転移した中で1人だけスキルが戦力外として仲間外れに。
文字化けしていたチートスキルを駆使し、農作物を栽培していくというストーリー。
異世界最強系主人公で巨大な魔物も一瞬で殲滅でき、種を大量したり農作物栽培においてもチートスキルを所持しています。
農業系スローライフをベースにした異世界転生で王道的な最強チートストーリーですね。
そのため可愛い女の子に囲まれるハーレム系でもあります。
料理については「シマヘビとモヤシの水炊き」や「イノシシのステーキ」など、サバイバル感があって異世界らしい料理を作っているところが魅力的ですね。
スローライフがベースにある漫画ですが、主人公の行動基準の1つに「美味しい料理を食べる」というものがあるため料理に関連するストーリーが多め。
「農業スローライフ」「ハーレム」「最強」など、異世界転生ジャンルの王道設定が好きで料理系ジャンルを探している人にはピッタリだと思いますよ。
カフェ ドラゴンステーキ
男子高校生が自殺と同時に異世界に転移し町外れのカフェに拾われます。
そして潰れそうになっているそのカフェで個性的な従業員たちと働いていくというストーリー。
従業員たちは運営や接客など多くの面で劣っており、この漫画は主人公の常識を活かしたサクセスストーリーというところ。
料理自体は多く登場しますが、あくまでカフェの運営がメインストーリーという点に注意です。
そのためタイトルで料理系と判断しそうですが、グルメ系や料理そのものに焦点を当てた漫画とは異なりますね。
料理自体は異世界らしさがあるものと地球らしさがあるものと分かれていて、1発目に登場した料理はタイトルにある「ドラゴンステーキ」でした。
従業員に「ダークエルフ(魔族)」「ウンディーネ」がいる、魔物との戦闘、仲間と冒険、魔法など異世界転生ジャンルの要素は結構多め。
異世界転生ジャンルで戦闘があるのに主人公が弱いのは特徴的ですね。
食べるだけでレベルアップ!~駄女神といっしょに異世界無双~
サボりぐせのある駄女神が男子高校生を異世界に召喚。
食べた相手の能力を吸収できる「魔吸収」というスキルを発揮し、魔物を美味しく料理しながら成長していくというストーリー。
このページでも珍しい、料理が中心でありながらも目的ではなく手段として描いている漫画。
そのため料理を美味そうに食べるシーンは多いものの、詳しい描写や調理工程は描写されません。
あくまで異世界での最強系サクセスストーリーの方がメイン。
異世界転生で王道的な派手な魔法、激しい戦闘、ハーレムは魅力的ですね。
料理系であっても流行りの異世界転生漫画らしいものが読みたいという人向けの漫画です。
特に女性におすすめな漫画たち8選
ハズレポーションが醤油だったので料理することにしました
モンスターからドロップする不味いから廃棄してるポーションが調味料だったというストーリー。
5才児並の能力だった冴えない女の子が使い道がなかったハズレポーションに価値を見出し、異世界住民に料理を振る舞っていきます。
ポーション内容はみりん、料理酒、醤油などなど料理に欠かせないものばかり。
主人公のステはゴミですが、作った料理を食べるとハイレベルなバフが掛かるので補助系チートタイプです。
料理は「焼きおにぎり」や「肉じゃが」など家庭的なものが多め。
スローライフというほどではないですが、のんびりとした生活をメインに女主人公が成長していくストーリーですね。
登場人物がショタや優男など色んなタイプのイケメンで逆ハーレムみたいになってるので女性向けの異世界漫画と言えるでしょう。
異世界でカフェを開店しました
普通の女性が眠っている間に異世界転移して、優しい貴族の屋敷に拾われます。
魔術や精霊が存在して近代的な生活水準。
シンデレラストーリーのような世界が舞台ですが、ご飯が異常なまでに不味いのがこの漫画の特徴。
「石のようなパン」「ギトギトのサラダ」「グチャグチャの肉料理」など、料理だけがこの世界では進歩していません。
そんな中で生きていくためカフェを出店し、「サンドイッチ」や「オムライス」などの家庭的料理を振る舞っていきます。
酔っ払いなどちょっとした問題も起きながら、ハートフルな世界でイケメンや貴族に囲まれあれよあれよと成長していく女性のサクセスストーリーですね。
料理を中心に据えた上でしっかりと少女漫画らしさが感じられる異世界転生漫画ですよ。
スキル『台所召喚』はすごい!~異世界でごはん作ってポイントためます~
異世界に巻き込まれ召喚されたOLが「台所に召喚される」能力をゲット。
豪華な台所を手に入れることを目標に異世界で楽しく生きていくというストーリー。
「台所ポイント」というもので料理の材料は自由に手に入れられるところがこの漫画の特徴。
通販系異世界転生漫画に近いかもしれませんね。
グルメ系のような美味しさによるオーバーリアクションはなく、料理を食べると強さにバフがかかります。
料理シーン自体も落ち着いていて描写頻度は高めでした。
主人公のことを真剣に考えてくれる紳士イケメンが常に側にいることも特徴。
頻繁にときめいていますし、純愛系ストーリーですね。
異世界転生ジャンルとしては魔法バトルや魔物といったものではなく、中世貴族や騎士といった世界観であることがポイント。
料理をベースに純愛ストーリーが展開されていく王宮暮らし系異世界漫画としておすすめですよ。
しあわせ食堂の異世界ご飯
定食屋の54歳女性が異世界の王女に転生。
前世を思い出す潰れそうな「しあわせ食堂」を発見し、料理人として雇ってもらうストーリー。
「食堂」というタイトルなだけあって、料理は「カレー」「エビフライ」「ハンバーグ」など定食らしさがあります。
異世界住民の料理は壊滅的というほどではないようですが、新しい調理法の料理に感動していくというのが基本の流れ。
魔法やバトルなどはなく異世界らしい食材も使わないので、異世界ではなく中世ヨーロッパタイムスリップという方が想像しやすいかもしれません。
王女へ転生だけでなく高貴っぽい謎のイケメンたちもすぐ登場。
画風も少女漫画らしさが強いので、女性向けのほのぼのとした料理系異世界漫画となっています。
捨てられ聖女の異世界ごはん旅 隠れスキルでキャンピングカーを召喚しました
アラサー女性が異世界に召喚され、ゴミスキル認定されて追放。
飲み物も調味料も何でも出てくるキャンピングカーを召喚してのんびりサバイバル旅をするというストーリー。
開始してすぐ鬼型のイケメンと出会い、数話で主人公がときめいているので恋愛ストーリーも描かれるかもしれません。
料理シーンは少なくない程度で、主人公の能力的に家庭料理が中心。
そしてイケメンが車の性能にかなり驚いていてパーティメンバーの料理が壊滅的と言っているので、料理などの生活面において最強系の異世界ストーリーになりそう。
1巻が2021年発売でかなり話数が少なく判断しづらいですが、のんびり旅系の異世界転生漫画らしい作品と言えるでしょう。
聖女じゃなかったので、王宮でのんびりご飯を作ることにしました
女子高生が自殺するか悩んだ時に異世界へ召喚され、「この豚は聖女じゃない」と呼ばれてしまいます。
しかし王宮の人間は優しく、料理を振る舞いながら徐々に馴染んでいくというストーリー。
料理に関しては「チーズオムレツ」「プリン」など家庭的なものが中心。
この世界は料理が発展しておらず、誰しもが主人公の料理に感動していきます。
料理を介して周囲に馴染んでいくという料理系異世界転生漫画では王道なストーリーですね。
しかし主人公がこの世界で珍しい数の魔法属性と鑑定能力を持ちはしますが、異世界転生ジャンルらしい魔物や魔法バトルはありませんでした。
主人公の女子高生はぽっちゃり設定なんですが、本当にぽっちゃりの絵というのは珍しいかもしれません。
登場人物は年下生意気イケメン、腹黒皇子、俺様系イケメンなどなど、色んなタイプのイケメンが勢揃い。
画風もバッチリ少女漫画でかなり女性向けの作品ですね。
料理はほどよく描かれていますがグルメ漫画のようなストーリーではなく、料理を中心とした異世界ほのぼの漫画と考えるといいでしょう。
悪役令嬢の追放後!教会改革ごはんで悠々シスター暮らし
ブラック企業のOLが乙女ゲームの異世界に悪役令嬢として転生するも、王女にライバル視されたまま辺境の教会へ追放。
のんびりとした何不自由ない自由な暮らしに感動し、他のシスターや子どもたちと炎上することを決めるというストーリー。
料理は「フルーツサンド」「菓子パン」「たこ焼き」など、ガッツリとしたご飯というよりはランチを想像させる料理が多め。
しかしタイトルに「教会改革ごはん」と料理系を想像させる文言が入っていはしますが、料理を中心としたストーリーではないですね。
無愛想で不器用なイケメン最強騎士団長に惚れられ、主人公と2人の関係の進展が根幹。
そしてストーリーは悠々自適な日常を元に進行していきます。
料理系を想像させるタイトルですが、スローライフ系悪役令嬢漫画や純愛系悪役令嬢漫画が好きかどうかで選んだほうが良いでしょう。
悪役令嬢漫画としては十分に面白い漫画だと思いますよ。
令嬢はまったりをご所望。
社畜OLが悪役令嬢に異世界転生し婚約破棄されたことで第2の人生を開始。
誰も知られずに最果ての街で喫茶店を開いてほのぼの暮らすストーリー。
喫茶店が主要拠点なので料理はもちろん登場しますが頻度で言えば少なめ。
どちらかというとのんびりとした暮らしのほうがメインですね。
めっちゃ強いけど住民に受け入れられてないモフモフ獣人のイケメン4人と親しくなっていきます。
そのイケメンも可愛い系、チャラ王子系、男前系、生意気俺様系などなど色んなジャンルを完備。
小動物系の妖精も従え主人公自身も西洋風の美人でモテモテ。
女性の願望を叶えるかのような逆ハーレムの漫画となっています。
【まとめ】ストーリーが違いすぎて驚いた!
いかがでしたでしょうか?
異世界料理漫画はタイトル、ストーリー、表紙が一致しなさすぎて好みに合うものを探すのが難しい。
料理の種類から異世界という舞台の使い方まで細かい個性が強い作漫画ジャンルだと思います。
しかしこのページを読んで頂けたならきっと漫画ごとの違いが判別できたはず。
全て読んでいる筆者のおすすめで言えば、やはり魔物飯がメインの異世界料理漫画は他とは違う面白さが感じれますね。
他にも異世界転生漫画が知りたい人は下記記事へどうぞ。
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