世界は終わっても生きるって楽しい【ネタバレ感想】独特な雰囲気の終末

ネタバレ

世界は終わっても生きるって楽しいの感想を書いてみました。

ほのぼの終末サバイバルアドベンチャー漫画。

この作品の独特な雰囲気にハマる人も多いでしょう。

コアな終末サバイバル漫画を読みたい方には向きませんが、その分多くの人に読みやすい漫画となっています。

ネタバレもあるのでご注意ください。

世界は終わっても生きるって楽しいの基本情報

タイトル:世界は終わっても生きるって楽しい
作者:鳥取砂丘
出版社:オーバーラップ
掲載誌:ガルドコミックス
単行本:2020/9/25 1巻発売

あらすじ

そこら中にモンスターが存在し飢えと渇きが常に存在する時代。

常に危険と隣り合わせの世界で少女はヤゴ、ネイと共に旅をしている。

たとえ世界が滅んでも生きることを楽しんでいるのだ。

多くの発見や新しい出会いを経験しながら彼女は人間を探して旅を続けていく。

どんなストーリー?

ほのぼの終末サバイバルアドベンチャー漫画です。

小さな少女のヤコーネが変わり果てた世界を旅していきます。

旅の目的は人間を探した「カンリキョク」への旅。


彼女のサイズはかなり小さく、小さな通気孔をスムーズに歩けるほど。

「カンリキョク」への距離自体はかなり遠く、見たこともない土地を旅していく様が面白い。


荒廃した世界なのでまともに食事や飲み水を確保するのにも苦労しますが、それでも生きてることを楽しんでいますね。

道中で動植物を手に入れ、自分で簡易的な調理を施していくサバイバル感。


危険な世界ではありますが明るい描写が多くほのぼのとした冒険が魅力的な漫画でしょう。

舞台は異世界のような地球

赤い霧が存在し霧が通ると草木は奇妙な姿へ変貌する世界。

生物も霧の影響で正常ではなくなり、少しずつ世界が滅びに向かっています。

赤い霧の中にはなにか巨大な何かが潜んでいるとも描写されていますね。


動植物は現実世界とはかけ離れたような描写されていますが恐らく舞台は地球。

「カンリキョク」やビル、マネキンも存在しているからですね。


ヤコーネは人を探していますが従来の「人間」は見たことない様子で「巨人」と評しています。

様々な建物が「巨人」のサイズに合っていることから、元は「巨人」の世界だったんだろうとも。

恐らく人間兵器によって崩壊した世界

この世界は恐らく生物兵器などの人間兵器によって滅んだ世界でしょう。

核兵器とは異なるでしょうが兵器使用後の環境への悪影響のような「赤い霧」や、放射能によって変化する生物たちのような奇妙な生物たち。

なんらかの人間兵器によって人間が絶滅し、その後世界に適応し始めた生物たちの世界だと推測できます。

それをファンタジー的に描写しているんですね。

登場人物

変わった生物が基本の世界で今の所人型の登場人物は少ないです。

旅先で多くの出会いがあるでしょうが一番最初の出会いはまるで風貌の違う人間でした。

仲間が人間じゃないというのもこの漫画の魅力の1つですね。

主人公

ヤコーネは小さな少女。

彼女は本当に小さく通気孔を通れるほど小人。

バックパックと身を守るために自作の長槍のようなものを身に着けています。

とはいえ小人ですしさすがにアクション漫画のような戦闘は行いません。


「カンリキョク」を目指していますが管理局とは理解できておらず、機械も存在はわかりますが理解できていない様子。

仲間の機械が言葉を理解できるAIタイプだからか、掃除ロボが関心を示さず自動で掃除し続ける様子を「愛想がない機械」と評しています。


人を探して旅をしていますが「外の人間」という描写がいくらかあり、彼女は何処か別の集落から単独で旅をし始めたのでしょう。

村の人間ともう一度会いたいという発言を漏らしています。


もしかしたら村の人間はヤゴのような異人種の集まりで、それで自分と同じような人間を探しているのかも知れませんね。

彼女自身は仲間を大事にする優しい女の子で、前向きな性格ですし非常に好感が持てる主人公と言えます。

動物と機械の仲間

一緒に旅をする仲間はヤゴとネイ。


ヤゴはハムスターのような可愛らしい動物ですがヤコーネよりは少し大きめ。

ポケモンがわかる人なら「マッスグマ」のようだと言ったほうがわかりやすいかも。


ネイは空中に浮いている小さいまん丸なAIタイプのロボットですね。

ある程度は自立移動が可能らしく入り口に使うカードキーをヤコーネが見つけると使用場所まで誘導できるほど。


2人ともヤコーネに非常に懐いているからかヤコーネのために行動しています。

最初の出会いは全く風貌の違う人間

ヤコーネのような人間の他にも異世界人のような風貌の人間が存在します。

見た目的には人間とはいえず、どちらかと言うと宇宙人のような知的生命体といったほうが正しいかもしれません。


彼らは彼女らとは異なる言語を話していますね。

食事もヤコーネたちとは異なり、ヤコーネたちが唾液を垂らすと毒性を示す食べ物を彼らは食べ、彼らが唾液を垂らすと毒性を示す食べ物をヤコーネたちは食べます。

異なる人種で違う道へ旅する彼らですが地球を侵略した敵というわけではないようで、ヤコーネとは短い期間とはいえ仲良くしていました。

独特な雰囲気を持つ魅力的な描写

独特な雰囲気の終末世界を肝にしているからか絵は上手で読みやすいです。

ヤコーネが可愛いのは勿論ですが仲間の動物も十分愛らしい見た目。

その上でこの漫画の絵は世界観を表す風景が魅力だと言えるでしょう。


ただのマネキンの集合も巨人のなにかですし、世界の大きさが十分に表現されています。

動物たちの奇妙な見た目にも惹かれますし、ただの絶望的風景ではない独特な終末感にも引き込まれました。


この絵の表現だからこそこの漫画の世界観を表せているのでしょうね。

【ネタバレ感想まとめ】世界は終わっても生きるって楽しい

終末感の強いサバイバルアドベンチャーでした。


ほのぼの要素が強いので誰でも読みやすい漫画になっていますね。

奇妙な生物も多いですがヤコーネも可愛らしいですし、読みやすい終末サバイバルと言えるでしょう。


ファンタジーのような地球の描写も非常に魅力的。

不思議な世界観に引き込まれてしまう良作漫画ですね。


コミックガルドでの掲載なので少し無料話もあるのもお得。

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