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ときめきのいけにえ【ネタバレ感想】サスペンスホラー×恋愛

ネタバレ
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サスペンスホラー漫画です。

恋愛要素もありますがホラー部分がなかなかにグロい描写がなされています。


猟奇的なホラー要素と恋愛が綺麗に絡み合っていくところが面白い。

ハマる人はハマるコア層におすすめした漫画となっています。


ネタバレもあるのでご注意ください。

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あらすじ

主人公の神業寺マリは登下校中にクラスのイケメン花水木シゲルが頭から血を流して倒れているのを見かける。

救急車を呼んで助けることになったマリを花水木は女神のように感じた。

それまでクラスでも片隅にいる地味なマリだったが、この件がきっかけで大勢の前で花水木に告白される。

マリも気になっていたのはもちろんだが、父親の方針で他人に深く関わることは許されておらず断ることになってしまう。

破滅に至るこの世を影から支えるのが神業寺家であり「血の儀式」である。

そんな実家で花水木と交際するわけにはいかなかったが次第に仲良くなっていく。

しかし長男や次男の理性が壊れていることでマリが後継者になることを宣告されてしまい…!?

ストーリー

サスペンスホラーとラブコメが混じった異色漫画。

神業寺家の「血の儀式」を中心に物語が進んでいきます。

主人公のマリは至って普通の女の子なので今の所変なバトル要素はなし。


時代は古めの様子。

「ノストラダムスの大予言」や花水木がスーパーファミコンで遊んでいる描写があります。

20世紀後半くらいでしょうか。


実際本当に人類のための生贄なのかはわかりませんが、描写的にはその時代のダークで閉鎖的な宗教を見せられているようなストーリーですね。

神業寺マリについて

猟奇的な家庭に悩む普通の女の子

神業寺マリは「トリオ・ザ・ダークネス」というあだ名がついているくらい陰キャです。

その3人組はイケメンが側に寄ってくるのも恐怖するくらい地味子たちです。


マリ自身は漫画家を目指しているのか恋愛漫画を書いている女の子。

もちろん花水木には好意を抱いていますが、家庭が家庭のため付き合いません。

しかしその関係で妬む女子や家族にバレそうになったりいろいろ問題が発生していきます。


友達にも打ち明けられないのでアタックが来て嬉しいけど家族問題に発展しやすくなっていきます。

家族のイカれっぷりが半端ない

家はかなりでかい屋敷で「呪いの館」と呼ばれています。

その通り黒い番犬のような犬も複数いますし、その犬たちはモザイクのかかった人間のようなものを食べていました。

父親は相当厳しく学校へ通うのも「目立つことなかれ」「恋するなかれ」という条件があるほど。


次男サトルもイカれていて、人間の歯で作った首飾りを「いい物」と言ってプレゼントしてきます。

目玉も集めていますし殺したがりというイカれっぷり。 

長男はそれ以上に壊れていて牢屋に閉じ込められています。


家の地下には手足を鎖で繋がれた目隠しと口を塞がれた女性がおり、生贄ようとして飼われています。

生贄になると殺して心臓か脳みそを抜き取り神様に崇めている描写がなかなかグロめですね。

絵はグロいホラーシーンが多い

絵も上手でホラーなだけあってグロい部分も多く登場します。

血の描写もありますし人が殺されているシーンやモザイクも多い。


日常パートとはっきり分かれているわけではないですし、日常部分もちょっとホラーチックな絵になっています。

というか日常パートがかなり少ないですね。

タイトル的にも普通の少女漫画のように感じるので注意が必要です。

ネタバレ感想まとめ

恋愛要素もメインとしてあるのにここまでシリアスでグロくダークなものは少ないでしょう。

サスペンスホラーとしても面白く、話数が少ないですが今後に期待。


量産型ホラーにブレることなくこの路線を貫き通してほしい漫画ですね。

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