麻雀漫画と言ったら青年向けの絵が渋いものが多いんですが、
ここでは子供にもおすすめしやすい、絵が柔らかい麻雀の漫画をあげていきます。
試し読みもあるのでぜひ利用してみてください。
目次
第10位!悪童-ワルガキ-
自殺した子供に乗り移った殺された雀ゴロが主人公のおすすめ麻雀漫画。
麻雀哲学などはあまりなく、ランキングの中で最も軽快に敵を倒してくれる点がおすすめ要素。
一介の雀ゴロなので裏社会特有の拷問系ペナルティには動揺し、裏社会込みの麻雀漫画の中では感情移入しやすいところもおすすめですね。
敵も何人かいますが自殺を促した先生や主人公を殺したヤクザなどストーリーがはっきりしてていいですね。
冊数も全5巻とさっくり読めるおすすめの麻雀漫画です。
第9位!鳴かせてくれない上家さん
麻雀と学生の青春ラブコメストーリーを組み合わせた作品。
昭和感や裏社会など、アンダーグラウンドでシリアスなストーリーはありません。
1人の男子高校生が部活で女子たちとほのぼの麻雀を打つのを楽しむ漫画です。
ラブコメジャンルではありますが、あまり恋愛恋愛しているわけでもありません。
男子高校生と女の子たちの日常漫画という方が近いかもしれませんね。
麻雀シーンも複雑な読みなどはなく、点数計算が出来ないメンバーや手牌で表情や言動が変わってしまうメンバーもいます。
強くなくても麻雀は楽しいということを全面に出した作品なので、麻雀初心者におすすめしたい作品と言えるでしょうね。
麻雀漫画は「近代麻雀」が主流ですが、この作品はKADOKAWAの「MFC」なので麻雀漫画好きでも知らない人は多いでしょう。
最新のラブコメ漫画なだけあって絵は上手いですしキャラも可愛いので、麻雀漫画好きは味変として読むのがおすすめです。
味変として読み始めたらラブコメ漫画が読みたくなったなんてこともあるかもしれませんね。
第8位!バード-砂漠の勝負師-
イカサマ麻雀といったらこれ!というほどにおすすめの麻雀漫画。
天才マジシャンの主人公が麻雀を覚えていきます。
特徴は1人でできる全自動卓天和ですね。他の麻雀漫画でもなかなかないイカサマを見れる点が最大のおすすめポイント。
ちなみにそのライバル的な立ち位置に入る敵の蛇も全自動卓天和を繰り出します。
敵も含め天和クラスがポンポンでるのはイカサマ麻雀でもなかなか見れないおすすめ要素ですよ。
よくある麻雀漫画のクール系主人公とは別で、人気マジシャンなだけあってイケメンでだいぶ明るい描写というのがおすすめポイント。
ダークじゃないイカサマメインの麻雀の漫画を読みたい人におすすめですね。
シリーズがいくつも出てるんですが2巻、2巻、3巻、9巻と1つのシリーズが短いので手軽にサクッと読みたい人にもおすすめです。
第7位!ムダヅモ無き改革
麻雀漫画のギャグ枠ネタ枠として面白い作品と言ったらこの作品でしょう。
意味がわからない麻雀で役も存在しないものばかりですが、描写のコミカルさがどんな麻雀打ちでも面白いと思えるおすすめポイントです。
特に役の1つである「天地創世(ビギニングオブザコスモス)」は「ムダヅモ無き改革」の中でもトップクラスに有名。
これは白を4回カンした上で手牌も全て白とする役で、点数は140符105翻の「908溝6519穣…」と意味不明な数値になりました。
さらに政治家や偉人もキャラ化されており、登場人物には「レンホー」「小泉マタジロー」「ダライ・ラマ」など聞き覚えのあるキャラも登場。
このありえない麻雀を各々のキャラが真顔でやっているのが面白く、勢いのある麻雀ギャグ漫画としておすすめです。
そのため、「本格麻雀漫画」どころか「ちゃんと麻雀してる漫画」を望んでいる人にすらおすすめ出来ません。
しかし、「麻雀漫画が好きだけどちょっと箸休めしたいな」という時におすすめしたい作品ですね。
第6位!咲-Saki-
女子高生たちがメインで、麻雀が世間に浸透した世界で全国大会優勝を目指すストーリー。
この作品は超能力麻雀がおすすめポイント。
槓子が来まくり「嶺上開花」を得意とする主人公、全国トップクラスの実力を持ってしても単独で止められず連続で上がるたびに点が上昇していく「高校生1万人の頂点」などなど。
全キャラクターにそれぞれの超能力じみた能力があり、その派手さが面白い作品ですね。
難しい麻雀用語や複雑な読みは登場しないですし、全体的にわかりやすくインパクトがあってとっつきやすい麻雀というのがこの漫画のおすすめポイントです。
この漫画は百合っぽいシーンや可愛い女の子たちが仲良くしてる日常シーンが多く登場します。
男性キャラはほとんど登場せず、萌え漫画に近いジャンルでもありますね。
そのためオタク層に大流行し、麻雀漫画ではありえなかった「シリーズ累計1000万部超え」という記録も打ち立てました。
「咲」を読んで麻雀を始めた人も多く、人気が出始めた当時は筆者のオタクの友人も麻雀を始めていましたね。
これらの理由から「本格的でリアルな麻雀」を求める人にはおすすめしにくい作品。
しかし麻雀を全く知らない人にもおすすめできる作品なので、「咲」を友人におすすめすれば麻雀を始めてくれるかもしれませんよ。
第5位!アカギ-闇に降り立った天才
麻雀漫画といえばアカギ、そういう人もいるくらいおすすめな漫画。
チキンレースをしていた中学生が逃げ込んだ先で麻雀を覚え、幾多の敵を麻雀で破っていく漫画です。
天才的な読みをしイカサマをされない限りは振り込まない、思考を完璧に読み切る上にヤクザ相手にイカサマをする度胸は圧巻ですね!
この度胸や完璧な論理的な読み、ギリギリを駆け抜けるスリルがアカギのおすすめ要素。
麻雀がわかる人なら誰でもぜひ読んでもらいたいほどおすすめですよ。
絵的にはちょっと大人向けではあるんですが同作者のカイジが映画化実写化してて有名でなれている人も多いと思うので入れました。
思考の読みの話は多いですが麻雀の難しい話は出てこない点もおすすめ要素。
全36巻とこちらもかなりのボリュームで読み応えもバッチリです。
ただ最後の敵との麻雀が長めなのでこの順位に。
第4位!哲也~雀聖と呼ばれた男~
派手だけど現実的なイカサマ麻雀といったらこの作品。
時代は戦後復興期と麻雀漫画の中では少し異色の舞台ですね。
「ギリ」「元禄積み」「ぶっこ抜き」「通し」「2の2の天和」「ツバメ返し」などなど…。
現在は魅せ技としてのみ存在するイカサマ技たちですが、この作品ではそんなイカサマ技を得意とする猛者たちとの麻雀を描いています。
非現実的な超能力などによるイカサマ技ではなく、現実的に覚えることの出来るイカサマ技ばかりというのがおすすめポイント。
「哲也」を読んで同じイカサマ技を練習するのは麻雀打ちが1度は通る道ですし、筆者も練習したことがあります。
(特に「ギリ」「元禄積み」はめっちゃ練習しました…。実際に使ったことはありませんよ!)
登場する役も役満が多く、役満かそれに準ずる点の役を得意とする敵キャラに主人公が役満で勝利するというストーリーが多いですね。
各々の敵キャラに得意技がって勝負も長引かないので、どのキャラもキャラが立ってて読みやすいという魅力があります。
役満やイカサマといった派手さがおすすめポイントの漫画なので、リアリティがある麻雀漫画を読みたい人にはおすすめできません。
普通の少年漫画のような面白さを楽しめる、麻雀を覚えたての大学生におすすめしたい作品ですね。
90年代の作品で味がある絵なので、苦手な人は最初はアニメで見てみることをおすすめします。
第3位!鉄火場のシン
裏レートのマンション麻雀で生き抜く主人公を描いた麻雀漫画。
強い主人公ではありますが、よくある麻雀漫画のように最強主人公というわけではありません。
劇的な勝ち方もあまりしませんし、神業のようなイカサマをすることもありません。
ヤクザなどと身体や命を賭けた麻雀をすることもありません。
この麻雀漫画は、ただハイレート(鉄火場)で麻雀を打ち続けるところが魅力の作品です。
そのため非常にストーリーにリアリティがあり、ハイレベルな麻雀の打ち方が面白くておすすめですね。
主人公が最強じゃなく、同じ卓を囲む人間が皆強いところも面白さの1つ。
各々のキャラの迫力やハイレベルメンバーでの痺れる勝負が魅力であり、麻雀漫画のおすすめポイントを兼ね備えた作品です。
上記の理由もあって、麻雀を本当に好きな人でないとおすすめしにくい漫画でもあります。
麻雀の面白さだけを描いた作品なので、あまり麻雀を好きじゃない人では良さが理解できないでしょう。
しかし麻雀がめちゃくちゃ好きな人には「麻雀そのものの魅力が詰まっている」という理由で必ずおすすめしたい作品。
麻雀漫画は打ち切り作品がかなり目立ちますが、「鉄火場のシン」は最終回も綺麗に終わっているのところも魅力的ですね。
第2位!鉄鳴きの麒麟児
こちらは裏社会とは関係なしで雀ゴロとして一人娘を食わせるために稼いでいくおすすめ麻雀ストーリーです。
他のあげた作品とは違い人読みは少なく完全なデジタル派というのがおすすめポイント。
主人公自身もネト麻九段、そして後に十段になるほどの実力派で近年主流の鳴きを重視している現代的な麻雀描写がこの漫画ならではのおすすめ要素です。
歌舞伎町で勝つために現代麻雀の基本である鳴きとスピードに重点を置いてあるところは他の作品では味わえないおすすめ作品ですよ。
できるだけ現実に近い麻雀漫画を見たいときにはこの作品だと思います。
さらにヤクザなどが舞台ではなく、一般人の雀荘が舞台というのも読みやすいおすすめ要素ですね。
巻数も1シリーズ目が4巻、次が11巻と比較的手を出しやすい点もおすすめですね。
第1位!凍牌-裏レート麻雀闘牌録-
主人公が少女を助けるため、そしてその生活を守るために裏の麻雀に参入していく最もおすすめな麻雀作品。
おすすめポイントはなんといっても冷徹な思考、打牌。
デジタルな打牌というわけではなく、勝つためにもっともデジタルな読みをするところは非常におすすめ。
麻雀漫画ならではのヤクザや拷問、お金のやりとりが出ますが絵はだいぶ柔らかく読む人を選ばないところもおすすめです。
上げた中で最も裏社会と麻雀をほどよく楽しめるおすすめの作品だと思っています。
麻雀哲学やオカルトもあまりないため麻雀作品を読み始めたばかりの人におすすめですね。
現在全12巻、人柱篇16巻、その後ミナゴロシ篇と続くのでボリュームもバッチリです。
ランキングの感想
他にも有名な作品はたくさんあるんですが見やすさという点ではこうかなと思います。
特に第1位の凍牌は麻雀作品という大きな枠でもトップクラスに面白いのでおすすめですね。
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