脱獄漫画はバレるかバレないかというハラハラ感や登場人物の必死さが面白いですよね。
脱獄漫画を求める人は海外ドラマの名作「プリズン・ブレイク」のような作品を求めるとは思いますが、そのような脱獄頭脳戦は少ないです。
牢屋や監獄、囚人を舞台にした作品は多くても脱獄そのものを中心に描いた作品はなかなか存在しません。
他のランキングサイトで脱獄漫画として紹介している漫画が実は脱獄漫画ではないことも多いので、その点においてもわかるように紹介しています。
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目次
脱獄漫画おすすめランキングベスト7!!
脱獄漫画は非常に数が少なく紹介するのは7つになっています。
簡単なあらすじとストーリーの特徴もまとめて紹介。
それぞれタイプの違う脱獄漫画をお楽しみください。
第7位!監獄学園 プリズンスクール
あらすじ
2011年4月、東京郊外にある私立八光学園は全寮制のお嬢様学校だったが、今年度から共学へ移行した。
主人公の藤野清志を含め男子生徒は5人しか入学しておらず、男女比率はなんと驚愕の1対200。
5人とも女生徒に慣れているというわけではないせいでもあったが、それでも男子生徒は肩身の狭い思いをしていた。
その理由の1つが裏生徒会。
そして5人の男子生徒たちも女子生徒たちの入浴を覗き見した結果、プリズンで1ヶ月の懲役を科されてしまう。
プリズンは刑務所のような生活、監禁、体罰、なんでもありの理不尽極まりない懲罰だった…。
ちょいお色気系コメディ監獄
ちょっとお色気要素の多いコメディ系脱獄漫画。
主人公の最初の脱獄の決意も「初めに仲良くしてくれた女の子とデートに行きたいから」という軽めの理由です。
フォークで外壁の老朽化した部分を少しずつ削ったり念入りに予定を詰めるなど、計画に関しては至って真面目。
とはいえストーリーそのものはお色気要素が多いですしシリアスも少ないです。
脱獄漫画ランキングによく入ってはいますが脱獄漫画と言われると微妙でしょう。
実際、脱獄の話意外の方が多いですしね。
それでも牢屋舞台のお色気系コメディ漫画としては面白いです。
第6位!RAINBOW 二舎六房の七人
あらすじ
昭和30年7月、戦争に敗けた影響で子どもたちは住処や食べ物すらまともにありつけない過酷環境に追い込まれていた。
その結果、6人の少年が「湘南特別少年院」に新入する。
そしてすでにいた「あんちゃん」を含む7人の少年たちに様々な過酷な問題が降り掛かっていく…。
シリアスで深い少年院の少年たち
非常にリアルに少年院生活が描かれています。
入った当初はケツの穴をチェックされますし、大人たちの汚い部分も多く描写されます。
看守も自分たちに都合のいい暴力沙汰は見て見ぬ振りをしますし、別の房の少年たちにリンチをさせたりなども。
内容は非常にシリアスでダークな7人の人生を描いたストーリー。
その重いストーリーがこの漫画の最大の魅力でしょう。
しかし脱獄漫画としてランキングされていることも多いため含めましたが、この漫画は脱獄漫画ではありません。
そもそも同じ房の7人の人生に着目してはいますが出院後の話も多いですしね。
脱獄漫画として読もうとしている人には注意が必要ですが、シリアスな少年院舞台の漫画としてはおすすめできる面白さはあるでしょう。
第5位!死刑執行中脱獄進行中
あらすじ
主人公の囚人27号は自分に嘘をついた女を殺し死刑を宣告される。
牢獄の中は高級マンションのような雰囲気で、美味しそうな食事すら提供されていた。
しかしその食事も含め、牢獄のすべてが死に繋がるトラップで埋め尽くされていた…。
脱獄を思い馳せる短編ストーリー
大人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の作者である荒木飛呂彦氏の短編脱獄漫画。
非常に短い作品であり、1巻の中に「死刑執行脱獄進行中」の他に「ドルチ~ダイ・ハード・ザ・キャット~」「岸辺露伴は動かない~エピソード16:懺悔室~」「デッドマンズQ」を収録。
タイトルには「脱獄」が書かれていますしこの作品を脱獄漫画と紹介しているところもありますが、実際のストーリーは脱獄漫画ではないので注意。
というよりページ数が少なすぎるので計画を企てたり看守とのやり取りなどが存在しません。
脱獄に関しては「トラップだらけの処刑室から脱獄を何年も望んでいる主人公」というだけです。
このページの読者が望むような脱獄漫画ではありませんが、それでもこの不思議な世界観に引き込まれるのは間違いなしでしょう。
第4位!無頼伝 涯
あらすじ
工藤涯は無実にも関わらず殺人の罪を着せられた。
後に彼を逮捕した刑事は彼が冤罪であることを確信し、難しい少年審判であっても彼の味方になることを約束する。
涯は脱獄も考えたが「人間学園」の校則によると条件次第で2月に1度程度の外出は許されるとあり、脱獄の必要もないほどの温さを感じた。
しかし実際に連れてこられた「人間学園」は本来は少年院ですらない矯正施設にも関わらず、刑務所のような高い塀に囲まれた施設だった。
「人間学園」に来るまでの間の僅かな隙きに脱獄しなかったことを悔いた涯だったが、「人間学園」に来て早々に見せられたビデオに自身の無実を証明する証拠があることに気づく。
隙きをつきビデオを片手に逃げ出し、さらに塀を飛び越える機会にも恵まれたが、「人間学園」は海に囲まれた孤島であることを気付かされた。
心理の隙きついたハラハラする脱獄
有名なカイジシリーズの作者である福本伸行氏の作品です。
そのため画風がカイジシリーズ似通っており非常に特徴的なところに注意。
福本作品なだけあって「人間学園」での懲罰や教育も独特。
脱獄にもしっかりと焦点があたっており、探し回っている看守たちの裏で行動し続けるハラハラ感が味わえます。
頭脳を使った脱獄ではなく心理の隙きや観察力を使った心理戦のような脱獄ということも希少な魅力の1つ。
全5巻と読みやすい短さではありますが、打ち切り作品のため終盤のストーリーがすこし残念な点ですね。
それでも打ち切り作品としては綺麗に纏まっていますし、中盤までのハラハラ感が面白いことに代わりはないのでおすすめしたい作品と言えます。
第3位!辺獄のシュヴェスタ
あらすじ
主人公の女の子エラは優しい女の子だったが、村の人間には理解されずどこかに売られてしまう。
道中それを理解したエラは幸運にも抜け出すことに成功し、アンゲーリカという女性と共に暮らすことになる。
しかしある日、修道会の異端審問官がアンゲーリカの元を訪れ、彼女は魔女の疑いをかけられた。
アンゲーリカが公開拷問を受け、助けに入ったエラが捕まったことでエラを守るためにアンゲーリカは自身を魔女だと偽る。
エラはただ処刑されるだけでなく、アンゲーリカの尊厳まで踏みにじった教会の人間を殺すことを決意した。
エラは分水嶺と呼ばれる「クラウストルム修道院」で3年間修道女として生活し殺すチャンスを狙う。
しかしそこは歯向かうだけで片腕を切られるほど過酷な修道院だった…。
女性たちだけの修道院での脱獄とサバイバル
16世紀頃の神聖ローマ帝国の「魔女狩り」を舞台にしたエラの復讐漫画。
脱獄を目指す漫画とは違いますがストーリー構成が脱獄漫画らしくなっています。
修道院では思考を鈍らすドラッグのようなものが食事に混ぜられており、抜け出そうとすると死んでしまうトラップも用意。
その中で3年間復讐心を忘れないように毎夜抜け出し、修道院を囲む森の中でサバイバル生活をも強いられます。
仲間たちと支え合い、修道院の実態を外に知らせるために画策するなど、脱獄漫画のような「いつバレるか!?」というハラハラ感を楽しめるでしょう。
修道院のメンバーはすべて女性ではありますがほのぼの感は一切なく、修道院の生活は全く生ぬるさがないところは魅力的ですね。
第2位!約束のネバーランド
あらすじ
多くの孤児が集まる孤児院「グレイスフィールド」。
そこではエマやノーマン、レイを含む12歳までの子どもたちが楽しく暮らしていた。
しかしある日、エマとノーマンは里親に送り出されたコニーが「鬼」の食肉として出荷されるところを目撃してしまう。
このことで今まで送り出された皆は出荷として既に殺されていることにも気づいた。
エマとノーマンは孤児院の全員を脱獄させることを決意する中、レイにも脱獄に関する企みがあり…!?
近年の有名脱獄漫画といえばこれ
近年の脱獄らしい脱獄漫画といえばこの作品。
脱獄の計画や行動がいつ「ママ」にバレるかというハラハラ感が面白い。
牢屋からの脱獄というわけではありませんが、それでも十分にハードルの高い脱獄です。
中盤以降は脱獄後の外の世界で「鬼」からの逃避行となります。
このあたりから頭脳戦脱獄要素がかなり減ってしまいますが、それでも無意味な引き伸ばし等はなく非常に読みやすいでしょう。
アニメでは脱獄までのシリアスな部分がスピーディすぎるのでぜひ漫画で味わってほしい作品。
舞台が鬼の人間飼育場ではありますが、それでも牢屋ではないところはダークさが薄く、万人が読みやすい点としてもおすすめですね。
第1位!囚人リク
あらすじ
隕石が直撃し東京が壊滅した新暦、極楽10年7月8日。
栗田陸は完全隔離されたスラム街の壊れた車の中で暮らしていた。
しかし親しくしていた警察官のおじさんが目の前で殺されてしまう。
その行為を防ごうと殺人犯の妨害をした結果恨みを買うことになってしまい、おじさん殺しの汚名を着せられ最果ての刑務所へ収監された。
そしてその殺人犯は強大な力を持った警視総監の鬼堂院ということを知る。
リクは過酷な「極楽島特級刑務所」を生き延び、脱獄をした上で鬼堂院をぶん殴ることを決意した…。
脱獄漫画不朽の名作
長編脱獄漫画の名作と言ったらこの漫画。
ガチガチにリアルな牢獄からの脱出を描いた作品として随一の魅力。
いかつい囚人との共同生活や過酷な囚人たちへのルールが襲いかかります。
リクは多くの仲間を見つけ頭を使った脱獄計画を企て、その度にギリギリの綱渡りをしていくハラハラ感が面白い。
脱獄に関してもご都合主義は全く無く色んなものを犠牲にしなければなりません。
構成が海外ドラマ「プリズン・ブレイク」にそっくりな漫画。
最初の脱獄までが神がかり的に面白く脱獄漫画好きな人なら必ず好きになりますが、終盤からのぶっとび具合が残念。
とはいえ脱獄漫画の中ではトップクラスの面白さなのでぜひともおすすめしたい漫画です。
【脱獄漫画おすすめランキングまとめ】脱獄漫画は本当に少ない
こうしてみても脱獄漫画は非常に少ないですね。
脱獄漫画を求める多くの人が「プリズン・ブレイク」のような作品を求めていると思いますが中々ありません。
そもそも頭脳戦のような頭を使った脱獄自体が少ないです。
さらに「プリズン・ブレイク」でもそうですが、脱獄編が面白すぎると脱獄後の話が無駄に長くなりがちに…
脱獄らしい脱獄は上位の4つほどではないでしょうか。
脱獄漫画を探している人は是非参考にしてみてくださいね。
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