嘘喰いの「暴」の力で最強の一角である伽羅を紹介していきます。
嘘喰いの中で常に最強な「暴」の力を持ち、常に圧倒的な存在感と威圧感を放っていた伽羅。
常に登場するキャラクターではなく終盤までは嘘喰いの裏キャラみたいな存在ですが、その人気は非常に高いですよね。
主人公サイドの主要登場人物で唯一死亡したキャラクターでもあり、伽羅が死亡したかどうかを議論する人も多くいました。
そんな大人気で最強な伽羅の特徴を徹底解説していきます。
目次
プロフィール
覚悟しとけよ… pic.twitter.com/i4i7XFoPYW
— 迫稔雄 (@oshitokosa) February 18, 2021
名前 | 伽羅(きゃら) |
性別 | 男 |
年齢 | 描写なし |
誕生日 | 描写なし |
立ち位置 | 零號立会人(貘の専属)→カールのボディーガード →独立行動→プロトポロス編の協力者(貘側) |
嘘喰い主人公である貘の第2の「暴」力。
かつて貘と一緒に屋形越えを狙った当時の零號立会人です。
能輪美年にスカウトされて立会人になりました。
「生きて抜けることは不可能」というルールが賭郎にはあるんですが、伽羅は賭郎のどの人物をもってしても粛清できないため、唯一生きて賭郎を抜けていた人物です。
嘘喰いでも常にトップクラスの「暴」として存在し古今東西あらゆる武術を身に着け、素手での格闘戦が得意な人物ですね。
「廃坑のテロリスト編」でカールのボディーガードとして登場し、その後も貘たちと一緒ではないですが貘たちの仲間と言えるような立ち位置にいました。
割と面倒見が良い人物でもあり、「雄牛の子宮編」では陰ながら梶とカールを見守って助けに来てくれました。
貘と伽羅の関係は?
嘘喰いの中でも貘と伽羅が相手の力に対して最も信頼し合っている関係です。
伽羅自身は嘘喰いの中でもほぼ戦闘に入った全キャラに警戒されるほどの強さ。
その中で貘自身も「プロトポロス編」において、闘技場で伽羅を投入するときに伽羅の敗北した場合の作戦は一切考えていないようでした。
伽羅も貘に対して過去と現在どちらも「勝ち続けること」を興味や信頼する要素の1つとしています。
上記のようにお互いの強さに対する信頼関係はかなり強いようですが梶やマルコとの関係のような友情は薄めで、どちらかというと戦友やパートナーという関係が当てはまります。
伽羅は勝ち続ける貘に興味があったため負けた貘の元からは離れてしまいました。
貘も1回目の屋形越えの敗北は狙っていたものであることも明かしていませんでした。
これらのことを考えると友達関係のような生温い関係ではなく、嘘喰いの中でも賭郎ギャンブルを生き抜くために必要で信頼できる戦友という関係がピッタリでしょうね。
嘘喰い最強キャラは本当か!?
嘘喰いの中でも全読者がわかるほどにトップクラスに強いキャラ。
その強さは撻器に強さで好かれるほどであり、伽羅自身が「妃古壱に伽羅は粛清できない」と断言(喫茶店での妃古壱と伽羅のやり取り)できるほどです。
その堂々とした素振りは相対した敵キャラ全員を畏怖させました。
嘘喰いの中でも描かれ方的に最強なんじゃないか?と思わせる伽羅ですが、実際は「廃坑のテロリスト編」で覚醒マルコに敗けています。
「廃坑のテロリスト編」でのバトルは最初は伽羅vsレオ+マルコ(ノーマル)で、このときはもちろん余裕がかなりある上で圧勝でした。
ただ後のロデムを扱う覚醒マルコには敗けてしまい計画を止められてしまいます。
伽羅はほぼノーダメージで疲れもなかったので、覚醒マルコと伽羅の戦いは実力差によって勝敗が分かれたと考えて良いでしょう。
嘘喰い終盤の「プロトポロス編」でジョンリョと戦闘ですが、ジョンリョにはかなり追い込まれながらも勝利しています。
致命傷を負ったことで伽羅は衰弱して死亡してしまいますが、ジョンリョにトドメをさせたことを考えると多少キャラのほうが強さは上になるでしょう。
嘘喰いトップクラスの戦闘力持ちは伽羅の他に睡眠カラカル、ジョンリョ、覚醒マルコの3人が存在します。
ジョンリョには勝ち、マルコとカラカルの強さがピーキーなものと考えると、嘘喰いの強さで最も安定的に強い人物は伽羅と言えるでしょうね。
本当に死亡したの?
嘘喰いの中で伽羅が死亡したシーンといえば「プロトポロス編」のジョンリョとの戦闘シーン。
ジョンリョとの戦いで追い込まれ続け、片腕を犠牲にして勝利した後に木の根元で倒れました。
結論から言えばこの時に伽羅は死亡していると判断できます。
キャラが死亡していないと考える人の考えの根拠は以下の理由からでしょう。
- 伽羅が死亡した瞬間は誰も確認していないので死体偽装があり得る(死亡確認は三鷹花の死体発見から)
- 伽羅の死体を目撃した時の描写が回想シーンや空想シーンと捉えられるような描写
- 伽羅の死体を目撃する時は常に1人
- ハッキリと嘘喰いのストーリー上で伽羅の死亡が明言されていない。
生存した場合のおかしな点が多すぎる…
しかしこれらの理由があるとは言え伽羅が死亡していないとするには少し無理があります。
伽羅が死亡していないとすると樹に横たわっている伽羅の死体は幻覚、もしくは漫画ならではの幻想描写ということになるわけですよね?
貘や妃古壱など複数の人間が伽羅の死体を確認した描写があるわけですが、これらを全員の幻覚や幻想描写として伽羅の生存を考えた場合は多くの疑問点が生まれてしまいます。
- なぜ伽羅の死体を見たシーンが共通(森の中の樹に横たわっている)なのか(戦闘を見ていない人物は戦闘場所と死に方がわからないはず)
- なぜ腐敗していく時間の流れが共通なのか
- 片腕を犠牲にしたほどに致命傷を負っている伽羅がその場を離れて姿をくらます理由がない
- 生死を聞いて誤認して空想や幻覚を見ているとすると親しい描写がない立会人が発見しているのはおかしい
これらの理由から「伽羅を生存していたとする理由はあっても生存していた場合の矛盾点が多すぎる」ので伽羅は死亡したと判断できるでしょう。
「プロトポロス編」の終盤以降の嘘喰いはかなり抽象的な描写(幻想描写や心理描写)が増えていました。
具体的に伽羅の死亡が明言されなかった理由は抽象的な描写が増えたからでしょうね。
少年時代から強かった
香港のスラム街で孤児として育っていました。
三鷹花の若い頃(鷹として活躍していた時代)の知り合いでもあり、彼女に世話も焼かれていました。
孤児の頃からマフィアと単独で戦い抜けるくらいに格闘センスが抜群。
毎日が常に戦いの日々で、相手を倒すとさらに格上の人物が後日報復にやってくる環境にいましたが、その中で無敗で戦い抜いています。
漢らしすぎる名言集
「強い事…それは常に…最良とは限らない…か…だがそれは中途半端に強い奴の場合だ。真に強ければそれが最良だ!!」
地下道で丈一とカラカルの3人バトル・ロワイアルをしたときのセリフ。
伽羅が強すぎて2人から集中攻撃された時に伽羅の強さへの信念が垣間見えたシーンでしたね。
「これでも頑張って背負った…俺に…不必要だったもの…今は…お前を勝たせたいよ」
「プロトポロス編」で死ぬ寸前に貘を想って言ったセリフ。
伽羅は純粋な強さを追い求め、貘に興味を持ったのも敗け知らずの頭脳を持っているからでした。
屋形越えで敗けてしまった貘に興味を失って一時は離れ、その後再会してもお互いを想う気持ちは描かれず、最期の言葉でようやく仲間(貘)への想いが感じ取れたシーンですね。
「弱肉強食の世界に安全なんて存在しねぇ」
「プロトポロス編」で伽羅が闘技場に登場した時のセリフ。
上位の存在として奴隷を「強者」としていたぶっていたつね男との対比描写として、弱者でありながら闘技場でなんとか生き残ろうとする梶やチャンプたちの覚悟を後押しするかのように描かれました。
常に戦場を求め強さを追求し続けた伽羅だからこそのセリフですね。
実写映画化では誰が演じるのか!
2022年2月に嘘喰いの実写映画化が決定しました。
斑目貘は横浜流星さん、鞍馬蘭子は白石麻衣さんと早期発表されています。
しかし伽羅のキャストはまだ発表されていません。(2021年9月24日現在)
というより序盤の伽羅は「廃坑のテロリスト編」で敵役としてちらっとしか登場しないので、もしかしたら実写映画ではお目にかかれないかもしれません。
伽羅は嘘喰い全体で見ればかなり重要キャラクターですが、実写映画化されるであろうストーリーは「廃ビル脱出勝負」、「セブン・ポーカー」、「ハングマン」あたりが有力。
そうなると伽羅は重要キャラクターとは言えないのでもし登場したとしても豪華キャストにはならない確率が高いでしょう。
さらに言えば嘘喰い重要キャラクターで上記3つのゲームにちらっと登場するキャラというと切間創一もいます。
映画としてみれば役割がかぶってしまうので伽羅が登場するかはさらに怪しくなってしまいますね。
とはいえ伽羅自体は嘘喰いでもかなり人気キャラクターですから、「廃ビル脱出勝負」をサクッと終わらせて「ハングマン」に繋ぎ、アクションシーンに重きを置いたストーリー構成なら登場してもおかしくはない。
日本人で圧倒的な体格と威圧感を醸し出せる俳優はちょっと思いつきませんが、難しいキャストになるとはいえぜひ見てみたいところですね。
【まとめ】堂々とした振る舞い・男気・強さが大人気
嘘喰いの伽羅について解説していきました。
嘘喰いの中でもトップクラスに強く、頼りがいがあって自信もある堂々とした男気っぷりは嘘喰い随一。
もちろん大人気キャラクターですので死亡したシーンは多くの人が残念に感じたでしょう。
死亡した事実が受け止められず、伽羅が死亡したかどうか確かめようと検索している人も多くいるほどに大人気な伽羅さん。
伽羅の戦闘シーンは常に迫力があって魅力的で、死亡した後でさえも賭郎勝負に影響を及ぼしていました。
できることならアニメ化してもらって映像でその迫力ある暴力シーンを見せてほしいものですね。
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