トモダチゲームを読んでみて感想を書いてみました。
騙し合いの頭脳戦心理戦が最高に面白いです。
悪人顔も最高にかっこいいですね。
ネタバレもあるのでご注意ください。
目次
あらすじ
友情の大切さを教育されてきた主人公片切友一はそのとおりに生きようとしていた。
高校生活で友一の仲良しは美笠天智、沢良宜志法、四部誠、心木ゆとりだった。
しかし突如5人が拉致され見に覚えのない場所にいた。
そこにいた「マナブくん」にこの中の5人のうち1人が2000万の借金を負っていることを知らされる。
1人400万としゲーム「トモダチゲーム」を突破しお金を稼げと言われる。
貧乏である友一だけは借金のことを問おうとしたが友情を持ち出され参加することを決める。
「トモダチゲーム」第1のゲームで既に裏切りが発覚した。
幻滅した友一は勝つために卑劣の本性を見せていく。
主人公の悪人顔とマインドコントロールがすごい!
主人公友一は頭のキレもそうですが騙し合いに特化しています。
心理的読みが鋭く運営側であろう女の子を崖から突き落とす卑劣さも。
各個人の性格を読み切り騙されていることに気づかせず人を操作するのが得意です。
運営側には相手の弱みばかりを突く悪人の発想と評されています。
遊びでマインドコントロールできるくらい人をコントロールすることが得意です。
頭のキレで戦うことがメインですが喧嘩なれもしていてやり返す意味で実力行使することもあります。
第1のゲーム「コックリさんゲーム」
机にコックリさんの用意がされています。
全員が10円玉に指を置き出題される問題に「はい」か「いいえ」で答えます。
答えるときに10円玉に思った方に力を入れます。
全員一致で10円玉は答えの方に動きバラけると少数派の方へ動きます。
1問でも正解すればゲームクリア。
しかし声を出したり全問不正解だとペナルティを食らいます。
問題は自分が考えられたり非常に簡単なものだけです。
このゲームは全員のわずかな勝利か裏切った上で自分だけの完全な勝利を選ぶかといった選択ですね。
友一には卑劣な本性があると書いたとおり信じあってクリアすることはありません。
最終的に友一は全員を脅迫してクリアします。
第2のゲーム「陰口スゴロク」
屋上にすごろくが表示されていてゲームを観戦する視聴者がいます。
全員が「陰口ペーパー」を提出すると次のターンへいきそれを繰り返します。
視聴者に一番許せない陰口を書かれた順位で5-1の進むマスが決定します。
1番最初にゴールした人が第3のゲーム行きです。
マスごとに金額変動があり一番最初にゴールした以外のプレイヤーに100万円支給されます。
他にもルールはありますがキーは裏切って陰口を書きまくると得をすることですね。
ゲーム自体はそうなんですが裏切った者の狙いは別になっています。
友一の突破方法も全員で勝ち切ることではなく友達を足手まといとし置いていくことになります。
主人公を超える頭の良さを持つライバルも!
この後も第3第4とトモダチゲームが続きます。
その後大人のトモダチゲームへ移行し対戦相手が賢い大人になりますね。
加えて賞金金額も上がります。
しかし頭の良さであれば主人公をも超える天才が第3のゲーム出てきます。
そしてそれを超える敵は出てきません。
敵の卑劣さや特別な能力は上がってきますが。
その天才に友一は気に入られ基本このタッグでクリアしていきます。
第1の大人のトモダチゲームはそれが際立っていてとてもテンションが上ります。
感想まとめ
頭脳戦がメインではありますが心理戦要素も強いですね。
ゲームに対し攻略法を見つけるのは当然ですが相手を騙し返して勝つことがほとんどです。
相手がこちらを騙しきってると信じてる場合がほとんどでそれを騙し返したときに気持ちよさを味わえます。
悪人と評されているだけあって騙し返したときの煽り具合が爽快。
悪人顔もダークヒーロー好きならたまりませんね。
絵もうまいので長い人気作になりそうです。
LIAR GAMEに非常に似ていますので好きな人は両方みることをおすすめします。
無料で試し読みもあるのでぜひ利用してみてください。
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